岡本医院 神戸市,兵庫県 内科, 小児科

小児科

インフルエンザ

大流行する冬が到来する前の11月頃に予防ワクチンを接種するのがお勧めですが、一般的には3~4週の間隔をおいて2回行います。

受けていれば完全に予防できるわけではありませんが、インフルエンザにかかってしまったとしても、重症にならずに済むことが多いです。

おたふく風邪

1歳をすぎた小児であれば接種が可能で、1回で済み、任意です。
しかし、予防接種を受けても約1割の小児がかかってしまうと言われています。

水ぼうそう

1歳をすぎた小児であれば接種が可能ですが、かかりやすい1歳から3歳までに受けておくことをお勧めします。

接種は1回で済み、任意です。
ただし、別のワクチン接種後1ヶ月が経過している必要があったり、おたふく風邪などの急性ウイルス病に直近の1ヶ月間にかかっていると接種できませんので、注意が必要です。

呼吸器疾患

(気管支喘息、肺炎、百日咳、急性気管支炎など)

喘鳴、咳があり呼吸が困難状態になります。呼吸をする度に、「ゼー、ゼー」や「ヒューッ」など音をたてるようになることもあります。このような場合はまず主治医に連絡しましょう。

ウイルスや細菌の感染によってかかるもの、アレルギーで起こるものがあり、内服薬で症状を抑え、吸入や投薬で対処をしていきます。症状が重い場合は入院をすることもあります。

BCG

結核の予防接種です。
生後6月未満(地理的条件、交通事情、災害の発生その他特別の事情によりやむを得ないと認められる場合においては、1歳未満)に1回行います。

DTP

ジフテリア、百日咳、破傷風の予防接種で、三種混合と呼ばれています。
生後3ヶ月以降から受けることが可能になりますが、3~8週間隔で合計3回の接種が必要です。

日本脳炎の予防接種

3歳~15歳までの間に行いますが、初回の接種から1~2週間後と1年後に追加で接種する必要があります。
ワクチンの効果があまり長続きしないため、5~6年に1回の間隔で追加接種することをお勧めします。

麻疹・風疹の予防接種(MRワクチン)

1歳の時と小学校入学前の間に1回接種します。風疹の予防接種は、麻疹接種の後に行うことが望ましいです。

感染症

(風疹・はしか・おたふく風邪、インフルエンザなど)

どれもウイルス感染によってかかる病気であり、発熱や咳などの症状に対し薬で対処し、安静にしておくことで3日~1週間ほどで治りますが、免疫力が低下しているため、合併症には注意が必要です。

小児科は大人の「内科」に相当する科であり、明らかな怪我の場合を除いて、何か身体の異常が見られた場合は、まずは小児科で診察を受けましょう。必要に応じて専門医に紹介をいたします。